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    道草
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      こんにちは。
      徐々に暖かな日が増え、春めいてきましたね。
      みなさまいかがお過ごしでしょうか。

       

       

      先日『道草』という映画を観てきました。
      映画監督はさやま園50周年記念映画を作製してくださった宍戸監督。
      広告担当が広報誌「カルミア」などを担当してくださっているデザイナーの林さん。
      それを知ってこれは観なくちゃと思ったのですが、
      観終わったらとても素敵な作品でファンになったので

      皆様にもシェアしたくなり筆を走らせている次第です。

       

       

      映画には4人の主人公がいました。


      重度の知的・精神障害があるなかで、介護者つきのひとり暮らしをして居場所を見つけた人。
      暮らしながら居場所を探している人。
      自分探しの旅を介助者としている人。
      心地よい場所はどこなのか探している人。


      そしてその人たちの暮らしを支える介助者の話。

       

       

      ある主人公の仕草や行動にほっこりさせられたり、
      介助者との掛け合いにクスリとさせられたり、
      思いが伝わらずどうしようもない苛立ちから他害行動をせざる終えない姿や、
      その行動の前にその人の思いを汲み取れなかったもどかしさを抱える介助者の姿に

      胸がぎゅっとなったりしました。

       

      物語はきれいごとだけじゃないけれど、
      映し出された映像全てがなぜかあまりにも美しくみえて最後には涙が出てきました。

      涙が出てきたのは日々の支援を反省してか、
      私のおばさん化が止まらないだけなのかもしれないですが(苦笑)

       


      公式HPでは以下のとおり説明されています。

       

       

      暮らしの場所を限られてきた人たちがいる。

      自閉症と重度の知的障害があり、
      自傷・他害といった行動障害のある人。

       

      世間との間に線を引かれ、囲いの中へと隔てられた。
      そんな世界の閉鎖を、軽やかなステップが突き破る。

       

      (一部省略)
       

      タンポポの綿毛をとばし ブランコに揺られ、
      季節を闊歩する。
      介助者とのせめぎ合いはユーモラスで、
      時にシリアスだ。

      叫び、振り下ろされる拳に伝え難い思いがにじむ。

       

      関わることはしんどい。
      けど、関わらなくなることで私たちは縮む。
      だから人はまた、人に近づいていく。

       

       

      上の言葉を借りるならば、さやま園は利用者の方にとって限られた暮らしの場です。

      しかし、そんな限られた暮らしの場でも、

      世間との間にある線を薄くしたり、囲いを低くしていくことはできるのではないかと思っています。

       

       

      映画の中で誰かが、この社会の中で障害者がいる意味ってあるのではないかと言っていました。

      私には人が存在する「意味」があるのかわからないので

      「障害者がいる意味」があるのかはわかりませんでした。

       

      でも、障害者と呼ばれているだけで同じ人なので、

      意味とか価値とかそんなの置いておいて

      いて当たり前の社会であってほしいと思っています。

       

      今はまだその段階ではないかもしれない。

      今はまだ閉ざされた状態かもしれない。
      でも、だからこそ、

      『だからまた人は近づいていく』を期待してしまう。

       

       

      この映画はその架け橋になるのではないかと思った作品でした。

       

       

       

      (2014年、法改正により重度訪問介護制度の対象が拡大されたことで重度の知的・精神障害者も介護者付きでひとり暮らしが出来る可能性が大きく広がりました。)

       

       

       

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